【2026年3月】新NISA・運用実績公開。2年分の積み上げを経て、仕組みは静かに「手を離れた」。
春の気配が少しずつ濃くなってきました。年度末を前に、慌ただしさのなかで迎える3月。この節目のタイミングで、今月も新NISAつみたて投資枠の定点観測レポートをお届けします。
【Knack】2年分の積み上げが描いた曲線
まずは現在の運用状況を共有します。

- 実質投資額:1,350,000円
- 評価額:1,708,011円
- トータルリターン:+358,011円
先月と比べると、積立分として5万円が追加され、評価額は約7万円の増加。差し引き2万円ほどが、純粋な評価益として乗った計算です。
特筆したいのは、グラフに刻まれた足跡のほうです。月の前半、評価額が一時的に沈み込んだ時間帯がありました。しかし、積立そのものは何事もなかったように同じリズムで続き、中旬にかけて線は再び上を向き直しています。
新NISAが始まって丸2年。2年分のデータが縦に積み上がったことで、短期の上下動とは別の次元で、長期の輪郭がはっきりと見えるようになってきました。
「仕組みに任せる」というKnack(コツ)は、1年目では単なる決意表明でした。それが2年を経たいま、ようやく実感として腹に落ちてきた感覚があります。
【Color】手を離れて、はじめて見えるもの
始めたばかりの頃は、毎月の数字をつい追いかけてしまうものでした。上がれば嬉しく、下がれば少し落ち着かない。手を動かしていないと不安な、新米の庭師のような心境です。
けれど、種を撒き、水をやる仕組みさえ整えば、あとは植物が自分の力で育っていく。旧つみたてNISA時代から続けてきた積み立てが、新NISAという新しい器に移って2年。この枠でも、ようやく仕組みが自分の手を離れて走り出す、そんな段階に入ってきた気がしています。
春、庭の芝もゆっくりと芽吹き始め、ソーラーパネルも 本格的な発電シーズン を迎えます。どれも、わたしが日々何かを変えたからではなく、仕組みが季節を味方につけて勝手に前に進んでいるだけ。
「手を離す」ということは、諦めや無関心ではありません。むしろ、信頼して任せるための、最も能動的な選択なのだと思います。
3月の澄んだ空気のなかで、その静かな確かさを味わっています。
「手を離す」という選択を支えてくれる、思考の拠り所。
サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット [ モーガン・ハウセル ]




