運用益84%超え!2026年5月末のiDeCo実績公開と、放置した4ヶ月の答え合わせ
また「答え合わせ」をサボっていた
前回、1月末のiDeCoを「答え合わせ」として記事にしたのが2月のこと。あれ以来、また口座を開かないまま4ヶ月が過ぎていました。2月、3月、4月と月次で書くつもりが、iDeCoだけすっぽり抜けていた。正直、忘れていた。
久しぶりにログインしたら、放っておいた4ヶ月のあいだに評価額はまた最高値を更新していました。前回「放置していたことが勝因だ」と書いた口座に、その後さらに放置を上塗りした格好です。今回はその上塗りの中身を、数字で見ていきます。
【2026年5月末】運用利回りは84.8%
まず現在のステータスから。
- 投信評価額:2,695,600円
- 投資金額:1,458,359円
- 評価損益:+1,237,241円

運用利回りを計算すると、約84.8%。1,237,241 ÷ 1,458,359 × 100 で出した数字です。
前回(1月末)は利回り70.7%、含み益は967,227円でした。4ヶ月で利回りは14ポイント上がり、含み益は100万円の大台を超えて124万円。積み立ててきた元本に、もう少しで並ぶところまで来ています。
おもしろいのは、増え方の中身です。この4ヶ月で新しく拠出したのは約9万円。対して含み益は27万円増えました(967,227円 → 1,237,241円)。自分が入れたお金より、相場が運んでくれた分のほうが3倍大きい。口座を動かしているのが、もう自分の入金ではなくなってきている。ここに来て、その逆転がはっきり数字に出ました。
これを見たときは、サボった後ろめたさが一瞬で吹き飛びました。我ながら現金なものです。
くさび型は、さらに開いた
前回、運用開始からの推移を「くさび型」と呼びました。黒い破線の投資金額から、青い面の評価額が、くさびのように離れていく形です。5年分のグラフを今あらためて見ると、そのくさびは前回よりさらに開いています。

年明けにいちど沈んだ局面があり、そこから春にかけて切り返したのが、直近の一段の伸びの中身です。ただ、下げを我慢して持ち続けた、というのとは少し違う。iDeCoは下げても引き出しようがないので、勝手に持ち続けていただけです。狼狽売りしたくても、できない。その「触れなさ」が、結果としてくさびを開かせています。
普段は60歳まで動かせない縛りを不便だと思っているのに、いちばん気を抜いていた局面では、その縛りが私の代わりに踏ん張ってくれていました。
利回り84.8%は、iDeCoの旨みを半分しか映していない
この84.8%という数字には、実は入っていないリターンがあります。掛金の所得控除です。
iDeCoの掛金は全額が所得控除の対象になります。相場が上がろうが下がろうが、納めた税金の一部が毎年戻ってくる。これは評価損益のグラフには一切出てこない戻りで、84.8%の外側にあります。値上がり益(相場次第で増えも減りもする、不確実なほう)と、所得控除(ほぼ確実に効くほう)は、混ぜずに分けて数えるのが正確です。グラフの含み益だけ見て一喜一憂するのは、iDeCoに関してはむしろ片手落ちなのだと思います。
銘柄は、新NISAのつみたて投資枠でオルカン(全世界株式)を主役にしている一方で、iDeCoだけは先進国株式(除く日本)に全額を寄せています。なぜこの配分にしたのか、当時の理由は前回正直に白状したとおり、もう半分忘れました。ただ、所得控除という土台がある分、iDeCoは少しくらい攻めても受け止めてくれる器だと、今は思っています。
60歳の自分に宛てた、ただのしおり
テスラの動力を太陽光でまかない、iDeCoという第2のモーターが裏で静かに回っている。前回そう書きました。動力のほう、つまり太陽光と蓄電池の実際の収支は毎月のエネルギー報告で淡々と記録しています。今回あらためて分かったのは、お金のモーターのほうも、私が見ていようがいまいが、勝手に回転数を上げていくということです。
記録を4ヶ月さぼっても資産は減らなかったし、毎月きっちり書いたところで増えもしません。月次レポートは口座のためではなく、未来の自分のためのしおりです。「あの初夏、自分の入金より相場の伸びのほうが大きくなったんだな」と、いつか振り返るための栞。
次にこの口座を本気で開けるのは、たぶん60歳の私だ。それまでは、また何ヶ月か忘れているくらいで、ちょうどいい。
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