つみたてNISAの運用実績【2021年9月】

2021年9月12日

少し前に「老後2000万円問題」なんて言葉が話題になったのも記憶に新しいですが、いまとなっては話題にすらなりませんね。

ざっくり振り返ると、退職した無職の高齢夫婦世帯で、収入と支出との差引が月々5.5万円の赤字になるというもの。夫が65歳で退職したとして、その後30年、夫婦健在だった場合、5.5万円 × 12ヶ月 × 30年 = 1,980万円、で約2000万円が不足すると。それらは自らの貯蓄を切り崩すことになりますよと。

というのが、2017年の家計調査のデータをもとにした話。一方、2020年の家計調査のデータをもとに同じ計算をすると55万円が不足するという記事もあったりして、どっちなんだと。。

ちょっと前に老後2000万必要になりそうだよ!っていう話が数年で、足りないのは55万くらいかも!なんて言われたり!?もう、こういう話を鵜呑みにしてはいけないのは明白ですね。

こういった数字は統計調査をもとに出されており、それぞれの世帯が必ず該当するわけではありません。もちろん参考にすべき数字であって、それそのものを当てはめるのではなく、モデルケースとして参考にしつつ自分の場合を考えるきっかけにするべきものでしょう。

2000万円というインパクトのある数字によって踊らされるのではなく、自分の場合は老後にいくら必要なのか、どのくらいの金融資産があれば良いのかなど、きちんと把握し対策を考えましょう。

つみたてNISAの運用実績を公開してみる

そんな老後2000万円問題が話題となった同じ時期に、私は老後の備えの一環としてつみたてNISAをはじめました。

当初、きちんと勉強せずにつみたてNISAをはじめてしまったばっかりに、1年目は年間20万円の投資しかしていませんでした。その後、2年目以降は毎年40万円の上限に近い金額(月々33,333円)を投資しています。

つみたてNISAについての説明は別でググってもらうとして、これから始めようとしているかた、実際にどのくらいの実績になるのか興味がある方の参考になればと思っています。

つみたてNISAの積立設定

楽天証券で、毎月1日に33,333円を楽天カードクレジット決済にて設定しています。

楽天証券では、毎月50,000円まで投資信託の積立購入金額を楽天カードで決済できます。さらに、積立購入金額100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。

また、楽天ポイントを毎月の積立額に利用することができるので、楽天カードクレジット決済で付与された楽天ポイントをさらに投資に回せて大変お得です。

つみたてNISAの設定銘柄

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

上記銘柄ひとつに、33,333円すべてを投資しています。

つみたてNISAの目標金額

金融庁の資産運用シミュレーションで、毎月33,333円を20年間、年率4%でシミュレーションすると上記となります。

20年間で約800万円が約1,200万円以上になるよう目指します。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、平均利回り約5%以上とも言われており、それでシミュレーションすると、約1,251万円という結果に。うまくいけば期待を上回ることもありそうです。

ただし、あくまでも、これらはシミュレーションの結果であり、当然、元本割れの可能性があります。

しかし、リスクの少ない手堅い投資といわれるインデックス投資ですし、非課税で税金負担も少なくすむので、つみたてNISAは、老後資金確保の手段のひとつとして考えています。

つみたてNISAの運用実績【2021年9月】

  • 評価額
    • 1,200,133 円
  • 評価損益
    • +300,140 円
  • 損益率
    • +33.34 %
  • 累計買付金額
    • 899,993 円
  • 保有期間
    • 2年

トータルリターンは、+300,140 円となり、月々33,333円の積立投信で、これだけの資産が勝手に増えているということになります。

これらの数字からざっくりと利回り(%)を算出すると、年利は約15%という結果に。。この数字でシミュレーションすると、約4,220万円という結果になります。笑

この数字が続くとは到底思えませんが、この先の楽しみが増えたことは事実です。

まとめ

つみたてNISAをはじめて2年が経過し、いまのところ順調に資産を増やせています。

低金利のもとでは、預金や貯金だけで資産を増やすことはできません。

投資信託には元本割れのリスクがありますが、つみたてNISA制度を活用しすることで、そのリスクを軽減することは期待できます。

私ならこうする、私はこうしている、というひとつの事例であり、結果を保証するものではありませんし、推奨するものでもありませんが、みなさんが自己責任で運用するための判断材料のひとつとして、参考になれば幸いです。

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