地震の対策できてますか?災害に備えておくべき5つの対策
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必ず起こる大地震
最近、地震多いですよね。
あれ、いま揺れた?くらいのものまで体感で増えているような気がします。
今年に入ってから(2021年10月23日時点)、震度5弱以上の地震は7回も発生しています。
発生日時 | 震源地 | マグニチュード | 最大震度 |
---|---|---|---|
2021年10月07日 22時41分頃 | 千葉県北西部 | 5.9 | 震度5強 |
2021年10月06日 02時46分頃 | 岩手県沖 | 5.9 | 震度5強 |
2021年09月16日 18時42分頃 | 石川県能登地方 | 5.1 | 震度5弱 |
2021年05月01日 10時27分頃 | 宮城県沖 | 6.8 | 震度5強 |
2021年03月20日 18時09分頃 | 宮城県沖 | 6.9 | 震度5強 |
2021年03月15日 00時26分頃 | 和歌山県北部 | 4.6 | 震度5弱 |
2021年02月13日 23時08分頃 | 福島県沖 | 7.3 | 震度6強 |
私が生きているうちに必ず起きる
先日の「報道ステーション」に出演されていた、政府の地震調査委員会で委員長を務める、東京大学名誉教授・平田直さんの言葉が非常に印象的でした。
そもそも、南関東・首都圏では、地震が起きやすい場所であるということは、改めて思い出して頂く必要があると思います。首都直下地震は『私が生きているうちに必ず起きる』今日かもしれない、明日かもしれないと思ってください
テレ朝news “震度5強”“首都直下”関連は?調査委員長に聞く
30年以内に70〜80%の確率で発生すると言われている南海トラフ地震。
「30年以内に70〜80%」と言われると、なんとなく少し遠い未来だし、言い方を変えれば20〜30%で起こらない可能性もあるわけだし、と捉えてしまい、その少ない方の確率に期待してしまう気持ちに陥りがちです。(※個人の感想です)
一方、「生きているうちに必ず起きる」とはっきり言われると、本気でヤバい、もしものために備えとかなきゃ!と感じます。
地震や災害はいつ起こるかわかりません。でも、必ず起こるのです。
いざ大きな地震が起こった場合、冷静に行動できるでしょうか?
自らの身を守るため、家族を守るため、私たちが日頃から準備しておけることについて、改めて確認しておきましょう。
災害に備えておくべき5つの対策
地震や災害に対する家庭での備えとして、以下の5つがあげられます。
- 家具の置き方を工夫する
- 食料・飲料などの備蓄
- 非常用持ち出しバッグの準備
- 家族同士の安否確認方法
- 避難場所や避難経路の確認
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 家具の置き方を工夫する
地震による負傷者の多くは、家具類の転倒・落下・移動が原因です。
阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などでは、倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり、大けがをしたりした方がたくさんいます。
大きな地震では「家具は必ず倒れる」ということを前提に、転倒防止対策を講じておくべきです。
- 転倒しないよう、家具は固定する
- 寝室や子ども部屋には、できるだけ家具を置かないようにする
- 置く場合にも、なるべく背の低い家具にする
- もし倒れた場合にも、出入り口をふさがないよう、家具の向きや配置を工夫する
- 手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備える
2. 食料・飲料などの備蓄
大きな地震が起こった場合、電気やガス、水道などのライフラインが止まる可能性が非常に高いです。
そういった場合に備えて、普段から飲料水や保存の効く食料などを備蓄しておきましょう。
基本的に備蓄の目安は3日分とされていますが、大規模災害発生時には、1週間分の備蓄が望ましいとされています。
- 飲料水:3日分(1人1日3リットルが目安)
- 非常食:3日分の食料として、アルファ米などのご飯、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
- トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロなど
- 飲料水とは別に生活用水の備え(水道水を入れたポリタンク、お風呂の水を張っておくなど)
3. 非常用持ち出しバッグの準備
自宅が被災してしまった場合は、安全な場所に避難し避難生活を送ることになります。
備蓄した食料や飲料を含め、いつでもすぐに持ち出せるよう非常用持ち出しバッグを準備しておきましょう。
- 飲料水、食料品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
- 貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
- 救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
- ヘルメット、防災ずきん、マスク、軍手
- 懐中電灯、携帯ラジオ、予備電池、携帯電話の充電器
- 衣類、下着、毛布、タオル
- 洗面用具、使い捨てカイロ、ウェットティッシュ、携帯トイレ
- ミルク・紙おむつ・ほ乳びん(※乳児のいる場合)
4. 家族同士の安否確認方法
地震は予告なく発生します。家族全員が集まっているときとは限りません。
家族が別々の場所にいた場合でも、お互いの安否を確認できるよう、日頃から安否確認の方法や集合場所など、あらかじめ話し合っておきましょう。
災害時には、携帯電話の回線がつながりにくくなり、連絡がとれない場合もあるため、以下のような情報サービスの利用方法を確認しておきましょう。
- 災害用伝言ダイヤル
- 録音:局番なしの「171」に電話をかけると伝言を録音できます。
- 再生:自分の電話番号を知っている家族などが、伝言を再生できます。
- 災害用伝言板
- 携帯電話などからインターネットサービスを使用して文字情報を登録し、自分の電話番号を知っている家族などが、情報を閲覧できます。
5. 避難場所や避難経路の確認
いざ地震が起きた際にあわてずに避難するためにも、避難場所、避難経路を事前に確認しておきましょう。
自治体のホームページや国土交通省ハザードマップポータルサイトなどから防災マップやハザードマップを入手し、自宅付近の災害リスクの確認や避難ルートなど確認できます。
- 国土交通省ハザードマップポータルサイト
- 災害の種類によって安全な避難場所が異なります。
- それぞれの災害をイメージして、どのように行動すれば安全に避難できるか、事前に確認しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
地震など災害の被害を最小限に抑えるためには、「自助」・「共助」・「公助」それぞれが役割を果たし、連携することが大切であるといわれています。
「自助」とは、自分の身を自分の努力によって守ることです。
「共助」とは、地域やコミュニティといった周囲の人たちがお互いに助け合うことです。
「公助」とは、国や県などの行政機関による救助・援助です。
災害直後において、公助は一人ひとりに対してすぐに対応できません。
災害が大きくなるほど、自助・共助の重要性が増大します。
日頃からの備えをしっかりと把握し、なにが起こっても冷静に行動できるよう準備しておきましょう。
出典
本記事は、下記ページを参考にしています。
みなさまも、災害に備えあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
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